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北海道の国道(~236号)沿いにある峠一覧(第一弾)

絶景ポイントを探すといろんな峠が名を連ねます。ドライブをしていても、ちょっと休憩を取りたくなるのが、峠だったりします。ここでは北海道の国道(~236号)沿いにある峠を紹介します。その中で、「国土交通省北海道開発局が運営する『北海道地区道路情報』(http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp)」のサイトでライブ映像が見られるものについては「ライブカメラあり」としています。

国道5号とその沿線にある峠

国道5号(函館市-札幌市)

国道5号は、北海道函館市(起点:北海道函館市若松町16番7)から北海道札幌市中央区(終点:北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番5)へ至る一般国道で、北海道では唯一の一桁国道です。函館→七飯町→森町→八雲町→長万部町→蘭越町→ニセコ町→倶知安町→共和町→仁木町→余市町→小樽市→札幌市が通過する市町村となります。

稲穂 ( いなほ ) 峠

ライブカメラあり

稲穂峠は標高266mで、国道5号の共和町から仁木町に向かう稲穂トンネルのところにあたり、トンネルの仁木町側の出口には「まつらの滝」という小さな滝と、北海道の名付け親である松浦武史郎の石碑と、北海道開拓の父と呼ばれる島義勇の石碑があります。ライブカメラもこの場所付近を映しています。

倶知安 ( くっちゃん ) 峠

標高 250 mの峠で、倶知安町の出口、共和町の入り口あたりになります。このそばには2011年まで「北海道スピードパーク」があり、MFJ公認のレースや全日本クラスのレースなども開催されていました。写真は2011年8月に写したものなので、閉鎖直前です。冬のスノーモビル部門は翌年まで行われていたようですがそれも閉鎖し、今は北海道スピードパーク跡地となっています。

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北海道スピードパーク閉鎖直前の画像

目名 ( めな ) 峠

ライブカメラあり

標高 214 mで、黒松内町から蘭越町への入り口辺りです。付近に駐車スペースや観光施設などはありません。

国道12号とその沿線にある峠

国道12号(札幌市-旭川市)

国道12号は、札幌市(起点:札幌市中央区北1条西3丁目3番9)から旭川市(終点:現道は旭川市4条通8丁目1703番5)へ至る一般国道で、中でも美唄市光珠内から滝川市新町までの29.2 kmは、日本一長い直線道路となっています。札幌市→ 江別市→岩見沢市→三笠市→美唄市→奈井江町→砂川市→滝川市→深川市→旭川市が通過する市町村となります。

国見 ( くにみ ) 峠

標高154.96mで、国道12号沿線から少し外れていて旧国道12号線沿線にある峠で、周辺は現在は国見公園となっています。標高154メートルの展望台があり、石狩川沿いに広がる深川市を一望出来ます。

※冬期間閉鎖

国道37号とその沿線にある峠

国道37号(長万部町-室蘭市)

国道37号は、山越郡長万部町(起点:旭浜交点 )から室蘭市(終点:東町3丁目交点)へ至る一般国道で、北海道の旧一級国道の中で唯一全長100 km未満の国道です。長万部町→黒松内町→豊浦町→洞爺湖町→伊達市→室蘭市が通過する市町村となります。

静狩 ( しずかり ) 峠

ライブカメラあり

長万部町と黒松内町の境にある峠で、標高150mであまり高くありません。静狩トンネルの長万部側の出口付近には車が停められるような場所がありますが、峠を抜けて視界が開ける所にはもっと停めやすい駐車帯があります。

礼文華 ( れぶんげ ) 峠

長万部町と豊浦町の境にある峠で標高173m。峠は礼文華トンネルで通過するところにあります。

国道38号とその沿線にある峠

国道38号(滝川市-釧路市)

国道38号は、滝川市(起点:大町1丁目1番本町1丁目交差点 )から釧路市(終点:大川町5番地幣舞ロータリー)へ至る一般国道で、通称、西から順に「芦別国道」「狩勝国道」「十勝国道」「釧路国道」とよばれ、北海道の東西をつなぐ大動脈となっています。滝川市→ 赤平市→芦別市→中富良野町→富良野市→南富良野町→新得町→清水町→芽室町→帯広市 →幕別町→豊頃町→浦幌町→白糠町→釧路市が通過する市町村となります。

狩勝 ( かりかち ) 峠

ライブカメラあり

南富良野町と新得町の境界にある峠で標高は644m。

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狩勝峠

狩勝峠に関してはこちらの記事をご覧ください。

十勝平野を一望できる「狩勝峠」

樹海 ( じゅかい ) 峠 (三の山峠)

ライブカメラあり

樹海峠には「樹海」と刻まれた大きな記念碑が立てられています。樹海峠から下って行くと、駐車場があり、鳥獣魂碑と幾寅峠ハチ公之碑(忠犬ハチ公ではありません)が建ってます。

馬主来 ( ばしゅくる ) 峠

国道38号旧道にある標高57mの峠で、このあたり一帯は「パシクル自然公園」となっています。

国道39号とその沿線にある峠

国道39号(旭川市 – 網走市)

国道39号は、北海道旭川市(起点:旭川市4条通8丁目1703番5)から網走市(終点:網走市南4条東1丁目1番2)へ至る一般国道です。旭川市→当麻町→比布町→愛別町→上川町→北見市→美幌町→大空町→網走市が通過する市町村となります。

石北 ( せきほく ) 峠

ライブカメラあり

上川町と北見市(旧留辺蘂町)の境にある標高1,040 mの峠。石北峠展望台からは大雪山の山々や阿寒の山並みまで見渡すことができます。

国道40号とその沿線にある峠

国道40号(旭川市-稚内市)

国道40号は、北海道旭川市(起点:旭川市4条通6丁目3番141)から稚内市(終点:稚内市中央2丁目1441番1)へ至る一般国道です。旭川市 →比布町→和寒町→剣淵町→士別市 →名寄市→美深町→音威子府村→中川町→天塩町→幌延町→豊富町→稚内市が通過する市町村となります。

塩狩 ( しおかり ) 峠

ライブカメラあり

比布町と和寒町の境にある標高は263mの峠で、三浦綾子の小説『塩狩峠』の題材にも使われています。

塩狩峠

智恵文峠 ( ちえぶん ) 峠


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名寄市にある標高150mほどの峠で、グーグルマップでは表示されません。名寄の名士バス「温根内線」に智恵文峠のバス停があり、バスは1時間に1本から2本間隔で走っています。

国道227号とその沿線にある峠

国道227号(函館市 – 檜山郡江差町)

国道227号は、北海道函館市(起点:函館市万代町9-1・12-12先、万代こ線橋交差点)から檜山郡江差町(終点:檜山郡江差町字中歌町22-1先:旧中村家住宅裏手側)に至る一般国道で北海道の3桁国道では最も番号の小さい国道です。函館市→北斗市→厚沢部町→江差町が通過する市町村となります。

渡島中山 ( おしまなかやま ) 峠

ライブカメラあり

標高358mの峠で、北海道には中山峠が3つあり、同名峠と区別するため、渡島半島にあることから渡島中山峠と呼ばれています。北斗市と厚沢部町の境にある峠で中山トンネルで通過します。

国道228号とその沿線にある峠

国道228号(函館市-江差町)

国道228号は、函館市(起点:函館市万代町9-1・12-12先、万代こ線橋交差点)から江差町(終点:檜山郡江差町字中歌町22-1先、旧中村家住宅裏手側)に至る一般国道で国道227号と起点・終点は同じですが、こちらは海沿いを走るルートとなっています。函館市→北斗市 →木古内町→知内町 →福島町→松前町→上ノ国町→江差町が通過する市町村となります。

福島 ( ふくしま ) 峠

福島峠は北海道の南の端、福島町のなかにある標高170mの峠で、福島トンネルで通過します。旧道の228号には吉岡峠もあり、歴史のある道でもあります。

国道229号とその沿線にある峠

国道229号(小樽市 – 檜山郡江差町)

国道229号は、小樽市(起点:小樽市小樽市稲穂2丁目88番)から江差町(終点:檜山郡江差町字柳崎町142番)に至る一般国道で、日本海と奇岩が続く絶景のドライブルートとして知られる国道です。小樽市→余市町→古平町 →積丹町→神恵内村→泊村→共和町→岩内町→蘭越町→寿都町→黒松内町→島牧村→せたな町→八雲町→乙部町→江差町が通過する市町村となります。

出足平 ( でたりびら ) 峠

出足平峠は余市から積丹半島方面へ向う国道229号の旧道にあった峠で、現在は梅川トンネルで通過します。旧道は落石事故も多く、229号はトンネルの多い道路となっています。

美国 ( びくに ) 峠

ライブカメラあり

神威岬から、積丹半島西海岸沿いを、神恵内村へ向かう道に美国峠がありますが、地図では表示されません。ライブカメラの場所は国土交通省北海道開発局が運営する『北海道地区道路情報』のサイトで確認できますので参考にしてください。

太櫓越 ( ふとろごえ ) 峠

せたな町の旧大成町と旧北檜山町にまたがる峠で、標高は180m。檜山トンネルで通過します。

国道230号とその沿線にある峠

国道230号(札幌市中央区 – 久遠郡せたな町)

国道230号は、札幌市中央区(起点:札幌市中央区北1条西4丁目1番4)からせたな町(終点:久遠郡せたな町北檜山区北檜山209番1)に至る一般国道で、国道5号または国道36号・国道37号より短距離で札幌・函館間を結ぶ国道です。札幌市→喜茂別町→留寿都村→黒松内町→洞爺湖町→豊浦町→長万部町→今金町→せたな町が通過する市町村となります。

中山 ( なかやま ) 峠

ライブカメラあり

頂上に「道の駅・望羊中山」があり、羊蹄山を見る絶好のビューポイントです。販売コーナー、お土産などのショップ、レストラン、「森の美術館」が併設されている人気スポットです。ちなみにここの一押しは「あげいも」で、営業時間は8:30~17:30です。

美利河 ( ぴりか ) 峠

峠は登坂車線の道路になっていますが、駐車帯もありますし、そばに美利河ダムもあります。そこの駐車場で景色を楽しめます。

国道231号とその沿線にある峠

国道231号(札幌市北区 – 留萌市)

国道231号は、北海道札幌市北区(起点:札幌市北区北34条西2丁目279番2)から留萌市(終点:留萌市五十嵐町2丁目8番17)に至る一般国道で、日本海オロロンラインの一部を構成し、多くの区間で日本海を眺望できる国道です。札幌市→石狩市→増毛町 →留萌市が通過する市町村となります。

オロロンラインについてはこちらの記事で紹介しています。濃昼峠)

オロロンラインのみどころ

231号は多くが海沿いを走るルートで、海の反対側は断崖が多く存在しています。そのためトンネルが多く、濃昼峠は滝の沢トンネル・太島内トンネル・新赤岩トンネルで通過しています。

国道233号とその沿線にある峠

国道233号(旭川市 – 留萌市)

国道233号は、旭川市(起点:国道12号終点)から留萌市(終点:元川町2丁目交差点)に至る一般国道で、旭川市から深川市までが国道12号と重複しており、実態は深川市と留萌市を結ぶ路線となっています。旭川市→深川市→秩父別町→北竜町→留萌市が通過する市町村となります。

美馬牛 ( びばうし )峠

地図には載っていませんが「人と未来をつなぐ100年の木プロジェクト」の植樹リストに美馬牛峠が載っています。北海道観光の「道しるべ」となる「サインツリー」という事なので、植樹されたところが美馬牛峠の場所でしょう。

「人と未来をつなぐ100年の木プロジェクト」のサイトはこちらになります。

https://www.hokkaido-garden.jp/100project/index.php

国道236号とその沿線にある峠

国道236号(帯広市 – 浦河郡浦河町)

国道236号は、帯広市(起点:帯広市大通南1丁目5番1、大通北1 / 大通南1交差点 )から浦河町(終点:浦河郡浦河町大通3丁目1番、大通2丁目交差点)に至る一般国道で、通称「広尾国道」、「野塚国道」とよばれています。通過する市町村は帯広市→札内村→更別村→幕別町→大樹町→広尾町→浦河町です。

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広尾町から浦河町までの区間は天馬街道と呼ばれる

野塚 ( のつか )峠

ライブカメラあり

野塚峠では土砂流出などが頻発、別線整備など抜本的な対策が必要とされ、野塚トンネルの広尾側坑口部では路線上への雪崩を食い止めるため、シェルターか覆道を設置してトンネルを延ばすなどの対策に着手するようです。

まとめ

一度にすべて紹介するには数が多いことに気が付き、3回に分けることにしました。今回こうして紹介して気づいたのですが、ドライブしていると峠に気づかずに通り過ぎている場所がたくさんあったことに驚き、今度付近を通った峠の標識など探してみたいと思いました。

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