北海道に住みたい人へのメッセージ

北海道に移住したいと思ったら

北海道に住みたいと思っている人は結構多いのではないでしょうか。でも実際に移住してくる人は人口の減少からもわかるように決して多くありません。住みたいと思う事と、住むことのギャップがうかがわれます。

北海道に移住しようなんて人生を左右するほど大きな決断です。だからこそ、失敗や後悔をしなくていいように、計画をしっかり立て、準備することが大切です。北海道に実際住むとしたらやらなければいけないことがたくさんあります。もしかしたら、考えているうちに時は流れて結局北海道に住むことを諦めてしまう事もあるかもしれません。

北海道に住みたい人が北海道に住むことを諦めてほしくない。そのために少しでも多くの情報を伝えたいとおもいます。

(1)なぜ北海道に住みたいの?

まず北海道に住みたいと思ったら、自分で自分に問いかけてみてください。自分を説得してください。相手が自分ですから格好つける必要はありません。正直な気持ちで答えを見つけてください。ここで結論を出す必要はありません。こうすることで自分の思いを再確認するだけですから。

ここに例を並べてみます

・食べ物や水、空気が美味しいところに行きたい
・大自然を満喫したい
・ウィンタースポーツがしたい
・酪農や農業をしたい
・お店を開きたい(レストランやパン屋さんなど)
・のんびりと田舎でくらしたい
・都会の生活に疲れたので
・暑いところが苦手だから

こんな感じでどうでしょう。難しく考えずに思いついた目的を考えてみてください。

移住計画を立てているうちにもしかすると変わるかもしれません。変わってもいいので、今現在の気持ちを自問してください。

(2)比べてみてください

今度はもう少し掘り下げて、メリットとデメリットを書きだして、検証してみてください。メリットとデメリットを比べて、それでも北海道移住したいと思うか自問自答してください。ここで考えられる例を挙げてみます。

(メリット)

家賃や駐車場代など、物価が安い
食べ物がおいしい
渋滞がない
農業・漁業など希望の仕事がある
移住者支援を受けられる
豊かな自然の中で子育てができる
など

(デメリット)

今の生活ができなくなる
交友関係が変わる
車が必要(公共交通機関が少ない)
家族がいるなら家族の説得
収入が下がる
厳しい自然
など

(3)次に移住の仕方を考えてみよう

メリット・デメリットを検証してもやっぱり北海道に住みたいと思うなら、Iターン・Uターン・Jターンなどのように、移住の仕方を考えてみてください。移住の仕方は一つではありません。

お試し移住

各市町村の移住情報には短期滞在型の移住情報が結構あります。移住に関心のある方が、生活環境を知るために、1週間から2か月の期間で生活を体験できます。

リゾート型

生活にゆとりのある方など、3か月~1年セカンドハウスや貸別荘に滞在し、その期間だけのんびりと過ごす。このタイプは、私が聞いたところによると、安めのアパートなどを契約して夏の間だけ住んでいる方が結構いるそうです。北海道は家賃が安いのでこういうこともできるんですね。

定住型

仕事を含めた全ての生活の拠点を移す。

短期留学型

私が調べた中で、外国人観光客や外国人住民が多い後志ではその地域の特性を活かし、「インターンシップ」×「国際交流」×「地域交流」をパッケージとしたプログラムを「ShiriBeshi留学」(通称:ニセコ留学)と称して、企画・実施していました。こういう方法もあるんですね。

まとめ

今回は北海道に住みたい人が本当に住むとしたらまず自分の意思を確認するまでをまとめてみました。シュミレーションしてみる事で自分の本気度が見えてくるのではないでしょうか。そこで初めて具体的に移住に向かって準備が始められると思います。
それでも本当に住みたいと思うなら、準備はたくさんあります。住む場所を決めたり、仕事を探したり、場合によっては家族の説得も必要かもしれません。

実は私京都に住みたいと思っていました。京都に一か月ほど滞在して、やっぱり北海道が一番と北海道を見直しました。 京都は本当にいい所です。北海道にはないものがたくさんで、憧れの土地です。今もそれは変わりません。ただ、観光で一時的に行くのと住むことの違い実感しました。

きっと北海道に住みたいと思っている方たちも同じだと思います。住むと行くとでは大きな差があります。だからこそ、こうして情報を発信していきたいと思いました。これからも思い立ったら移住情報発信していきたいと思います。

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