今金町の秋祭り「今金八幡宮例大祭」

毎年9月19日から21日まで開催される今金町の秋の風物詩。華やかな踊りや太鼓、神輿の奉納などで、町はお祭り一色となります。このお祭りのメインは「けんか太鼓合戦」。三台の山車(鳳凰山・青栄山・金龍山)が集結し、「天下御免」の札をかけて、子どもから大人まで太鼓を打ち合います。

宵宮祭

社殿

祭り期間中の安全等を祈願する神事が行われます。

八幡宮第一鳥居前

各山車のお祓いが行われます。神社の前に集合した3台の山車が、お祓いを受けます。そして、本祭りで行われる太鼓合戦の前哨戦とも言える太鼓合戦も繰り広げられます。各山車が朝早くから集合し、夕方になると威勢のいい掛け声とともに花山車や太鼓山、神輿が町内を練り歩きます。

本祭

神社では、神輿の安全祈願等を願う神事が行われます。境内には特設会場が設けられ、空手の奉納も行われます。
町内では神輿行列が練り歩き、各山車(金龍山、青栄山、鳳凰山)も町内を巡行し、踊りや太鼓の演目を披露します。夜には例大祭の目玉である「太鼓合戦」が行われ、3つの山車が天下御免をかけて全力で太鼓を打ち鳴らします。

後祭

神社境内では後祭の神事、奉納相撲が行われます。
また、町民センターでは協賛事業として歌謡・舞踊ショーが行われ、多くの出店も並びます。

祭のメイン「けんか太鼓合戦」

「けんか太鼓合戦」は三台の山車(鳳凰山・青栄山・金龍山)が集結して子どもから大人まで太鼓を打ち合い、「天下御免」の札をかけて、迫力ある太鼓合戦が繰り広げられるのですが、これは意地とプライドのぶつかり合い。まさに「けんか」です。しかし、この「けんか」には、私たちがふだん「喧嘩」に感じる嫌悪感とは違い、魂が揺さぶられる感動があります。

午後6時半、三台の山車が集合し、午後7時。山車の最上段では各山車の山頭(やまがしら)が戦いに向けての意気込みを披露し合い、それぞれの山車が太鼓合戦を繰り広げます。あるものは法被(はっぴ)を脱ぎ捨て、飛び上がりながら太鼓にバチを叩きつけます。周辺のすべての音を打ち消すような大音響。太鼓の乱れうちは30分間続きます。そして太鼓の音が終わり、見物客による審査でその年の「天下御免」を勝ち取る山車が決まります。

場所:Aコープ今金店交差点

三台の山車

●町内会持ち回りで運営している「金龍山」
●商工会青年部の「青栄山」
●秋祭りを盛り上げる会の「鳳凰山」

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