湧別町は北海道のオホーツク沿岸のほぼ中央に位置しています。近隣には北海道最大の湖「サロマ湖」があり、冬期の「流氷」と「湧別川」の恵みにより、海の幸と山の幸が豊富な地域です。そんな湧別町の町の花はチューリップ。毎年5月上旬から6月上旬まで120品種120万本が園内を鮮やかに彩るチューリップ公園を紹介します。

かみゆうべつチューリップ公園
現在のかみゆうべつチューリップ公園がある場所は、かつて屯田兵の集会場と訓練場になっていました。
チューリップの生産が始まったのは1957年、農家の暮らしを少しでも安定させようとオランダから球根を輸入し栽培が始まりました。しかし、世界の花市場の価格下落などで生産は縮小し、上湧別からチューリップが消えかかりました。それでも生産農家たちはチュ-リップに託した夢を捨てがたかったのでしょう。畑の片隅や自宅の庭にチューリップを植え続けました。
そして、「かつて町の農業に活気をもたらしたチューリップを後生に残そう」という強い思いを実行に移し、昭和50年、現在のチューリップ公園の場所に「老人農園」としてチューリップを栽培しました。国道沿いに広がるチューリップ畑は、車で通過する人たちから注目され、毎年春には自然と人が集まるようになりました。
町はここに着目し、昭和60年に作付け面積を拡大し「チューリップ園」と改名。
昭和62年には町の観光開発事業として展望台を兼ねた「オランダ風車型管理棟」を建設し100台収容の駐車場と約3ヘクタールの畑を整備し、「1987チューリップフェア」が開催されました。
昭和63年4月1日に正式に町立の「チューリップ公園」として指定されました。
チューリップフェア
会場入り口にはオホーツク地方の海の幸・山の幸の出店が並び、オランダの民族衣装と木靴を貸し出すコーナーもあります。会場ではストリートオルガンのメロディーが流れ、オランダに旅行した気分になれるかも?
- 場 所
- かみゆうべつチューリップ公園
- 日 程
- 毎年5月1日~5月31日まで
- 開園時間
- 午前8時から午後6時まで ※最終入園は午後5時30分まで
- 入園料
- 大人(高校生以上)/1日券600円・シーズン券1,000円(10名以上の団体500円)
- 小人(小・中学生)/1日券300円・シーズン券 500円(10名以上の団体250円)
- 問い合わせ先
- 公園総合案内所 TEL 01586-8-7356
ふるさと館JRY(ジェリー)

一番奥にある建物が「ふるさと館JRY(ジェリー)」です。
○入館料
大人400円(団体320円)、高校生250円(団体200円)、小中学生200円(団体160円)
※団体は10名以上
※湧別町民は入館無料。
○休館日
月曜日(祝日は開館)、年末年始(12月30日から1月4日まで)
※チューリップフェア期間は無休
○開館時間
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
チューリップ公園の隣にありますので、時間と興味のある方は是非ご覧ください。
屯田兵としてこの地に入植した人たちの貴重な資料が展示されています。
道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」
道の駅に関してはこちらの記事でご覧ください。



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